こんにちは、見谷貴代です。
先週、神奈川県医師会在宅医療トレーニングセンターからご依頼を頂き、看護職、介護職の方を対象にタッチケアの研修をしてきました。
神奈川県在宅医療トレーニングセンターは、在宅医療トレーニングセンターは、神奈川県内の医療従事者、福祉従事者などを対象とした在宅における医療的ケアのスキル向上に向けた拠点、在宅医療を推進する場として、平成27年10月より運営しています。。(HPより抜粋)
在宅医療に携わる方のスキルアップの場として、素晴らしい内容の研修をたくさん、提供されておられます。私も受けてみたい!と思う研修がたくさんリストアップされています。
私は、「エビデンスに基づく 心安らぐタッチケア」と題して、触れるケアの臨床での活用事例や触れることの効果、作用機序などをエビデンスに基づいてお話をさせて頂きました。
コロナも落着いたせいもあって、募集からあっという間に定員に達したそうです。看護師や介護士、ケアマネの方など様々な職種の方がご参加くださいました。
皆さん、真剣に聞いてくださって、患者さんのために何とかしたいという気持ちがひしひしと伝わってきました。
今回は、私たちが開発したタッチングのトレーニング機器も使っていただきました。
手で撫でるだけで簡単に優しいタッチがわかります。
さすが、看護や介護にに携わっている方だけあって一回で優しいタッチのOKが出る方、続出でした!
実際にトレーニング機器を使っていただいて
「マシンはとてもわかりやすかった、普段、ついつい力を入れて強く触れているように思います。」
というお声を頂きました。
最後は、実際にペアになってタッチング体験もしていただきました。
ご参加いただいた100%の方が、業務上、必要性を感じるもの、そして、業務の上でもおおいに役立つとアンケートで答えてくださいました!
他にもこんな感想を頂きました。
・すぐに実践できる方法を教えて頂き、実習もあり、とても分かりやすかった
・実務に導入する提案をするにあたって、エビデンスがあるのはとてもありがたい。
・肌と肌の触れ合いはとても気持ちいいものだと再確認しました。
・軽い力でいいことが驚きでした。
最後に残って質問をしてくださった方もいらっしゃって、皆さんのケアに対する熱意を体感した研修でした。日々、お仕事でお忙しい中、時間を取って参加して頂いた皆さま、そして貴重な機会を頂いた神奈川県医師会の皆さまに感謝申し上げます。
今回の研修が少しでも、皆さまのケア技術の向上にお役に立てれば幸いです。